今日の【想書】〜バランス思考〜
『ポジティブ思考』『悪いことは考えない』ようにすると失敗する。
「すべてをポジティブに考えよう」とすると、すぐに、
「どうして、ポジティブに考えられないんだろう?」
「どうして、悪いこと、つい考えちゃうんだろう?」
って『ポジティブ強迫症』、最悪の罠にはまっちゃう。笑
だから、『ポジティブ思考』『プラス思考』を手放して欲しい。
【ポジティブ思考】で結果が出ない場合、
まず、自分にどんな感情が湧いているかを一つでも多く知ることです。
【何もしなくても・・・】湧いてくる感情や感覚は何か?・・を辿れば
自分がどんな無意識的な思考に支配されているかを知ることになります。
胸が苦しかったり、頭が痛かったりしますが、それでいいのです。
そこにしばらく居続けることです。幸い人は苦痛にずっと居続ける
ことができませんから、何かに気付くはずです。
そしてその無意識的な思考がどんな経験から生まれたかまで辿れます。
すると、その思考が自分の思い込みや推測、
他者からの刷り込みによって生まれていたことに気づけます。
すると私たちはどうすると思いますか?
今まで以上にしっかりと「現実」を見ようとします。
自分の身体感覚をよりリアルに体感しようとします。
それによって実際に「現実」がより見えるようになってきます。
自分の身体感覚もよりリアルに【体感】できるようになります。
いわゆる「ありのまま」に見て、感じて
「あるがまま」でいられるというものです。
そして、【自然に思考】=【バランス思考】するようになってきます。
【ポジティブ思考】を続けているのに【低空飛行】が続く人は
思いきって【ポジティブ思考にさようなら】することです。
人の本質的変容は自分以外のものに
なろうとする時に起きるのではなく、
ありのままの自分を体験した時に起こる
ゲシュタルト療法では【今ここ】にある
【ありのまま】の感覚に焦点を当てていきます。
カウンセラーとの心の交流を通して、
自身の中にある【大いなる自浄力】に目覚めていくんです。
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