今日の【想書】〜いい人にならなくていいよ〜

もうゆるしているんです。
ずっと前のことだし。
今はちゃんと話もできているんです。

そうやって
過去のことはもう
ちゃんと解決している・・はず。

でも苦しい、
なんか気持ちが重い、
つい他人にイラついてしまう、
そんな自分がゆるせない気になる。

つまり安心できていない
そんな毎日を送っているとしたら

それはもしかすると
ゆるした気になってはいるけど
ゆるせていない人がいるのかも。
ゆるしていない自分がいるのかも。

もうゆるせているから
だから笑顔でいるし
だから話せるし
だから普通にできるし・・

でも小さいころのゆるせない
その気持はずっと
持ち続けているのかも。

小さいころのゆるせないは
スネルという気持として
心の中に残っているんです。

スネているけどそれを
大人の理性として
押さえつけているだけかもしれない。

そして大人になれば
そんな「スネ」で
その人を責めることはしたくない
ってのもわかるんです。

でも記憶は「いま」ではない。

記憶は過去の映像を
そしてその時の感情を
リアルにまだ覚えているし
その時にすねてしまった
その心でさえ
鮮明に記憶の中に
残ってしまっている。

たとえその記憶が
カンチガイだったとしても
記憶としては鮮明に残っている
気になってしまっているんです。

そして大人になって
その時感じたその感情に
蓋をしてしまう。

今ゆるせているから
っていう思いはつまり
その「心の蓋」に
なってしまうってこと。

ほんとにゆるせているのかな？
そう疑ってみることで
自分のナマの感情がわかってくる。

なぜか涙がでてしまう
・・なんていう感情があるとしたら
それはスネたり怒ったりしていた
その感情に心で蓋をしているからかも。

ゆるせないことが
悪いことじゃない

でもゆるせていない自分は
ダメだってすることで
実は問題が生まれてしまう。

出来事に問題があるんじゃない
【それを通じた自己否定が問題を生み出す】

ゆるせるにこしたことはないけど
ゆるせたふりをすることは
かえって心の苦しみを
長引かせることになってしまう。

どうせいい人じゃなくていい
どうせ人を恨んだっていい
だって・・人間だもの(^^)

ただその自分を
受け入れてあげようよ・・

そこからスタートするんだもん
本当のゆるしってやつは。

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