モチベーション・マネイジメント
。
【モチベーショナル・マネジメント】には3つの前提がある。
1:「会社はお金儲けをする集まり」
企業は利益を上げなければなりません。
給料の3ー5倍は稼がないと給料泥棒に。
2:「人は自分が幸せになるために会社に入る」
「モチベーショナル・マネジメント」では、
自分が充実して生き生きするためにその会社でどうしていくのか、
という視点で考える。
大切なことは【総生産性】
40年近い仕事人生、
【総生産性】を考えたら、社員がやる気なく長く勤めるより、
生き生きと長く勤めてくれるほうが、会社にとっても【総生産性】が高い。
3:「個人の意識が変わるだけで、個人と会社の両方が満たされる」
トップや組織が、どうであろうと、
個人の意識が変わることで【やる気】が変わる。
【やる気】には2つある。テンションとモチベーション。
【テンション】は声を出す、気合を入れるなど身体的で一時的なもの。
【モチベーション】は、静かで心理的、長期的なもの。
そして、
モチベーションには外発的モチベーションと内発的モチベーションの2つがある。
【外発的モチベーション】は外側からもたらされるもの、
金、暇、ポストなど。
【内発的モチベーション】は自分の内側から沸いてくるもの。
「自分はどんなとき、やりがいを感じる?」
「この仕事、この会社で何を大事にしている?」
「自分はどうして、この仕事、この会社を選んだ?」
現代は、
【テンション】だけでは、社員を鼓舞できず、
【外発的モチベーション】が充分に満たされるほど、景気は良くない。
【内発的モチベーション】を引き出せるかどうかは、
業績に大きく影響する。
30~40年前は「頑張った分だけ、給料アップや地位として報われる」時代。
【組織のビジョンや目標】を達成することで、個人も満たされる。
そして現代は違う。
「組織のビジョンや、(売上などの)目標」を達成しても
次期の目標数値が高くなるだけで、仕事がシンドクなるばかりということも。
リーダーは、ただ、数値目標を伝えるだけでなく、
何のための数値目標なのか?
この目標を達成したら、自分たちは何を得られるのか?
会社の目標の意味を、
個人の【自分軸(価値観やビジョン)】を満たす形で、
部下に伝えていくことが大切。
ところが多くの場合、
リーダーは「社会はそんなに甘くはない!」と部下の「自分軸」をないがしろにし、
会社の目標を達成することを求める。
また、
リーダー自身が「自分軸」を大事にしていない場合にも、
部下の「自分軸」は削がれる。
そのことで、部下が辞職したり、健康を害したり。
実は、リーダー自身も
メンタル不調という結果に追い込まれてしまうことも。
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モチベーショナルマネジメントの3つの前提
大切なことは【総生産性】
1:「会社はお金儲けをする集まり」
2:「人は自分が幸せになるために会社に入る」
3:「個人の意識が変わるだけで、個人と会社の両方が満たされる」
どんなに苦しい時でも、
みんなで夢や希望を語り、お互いに応援しあおう!という雰囲気がある組織には
人が集まる。
リーダー自身が夢や希望を語り、
部下からも引き出し、
組織のビジョンや目標との【共有ゾーン】を見つける。
だから、個人のやりたいこと、
生きたい人生を生きようとすればするほど、
会社の生産性があがる。
それを可能にするのが、
モチベーショナルマネジメント。
平本あきお
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■チームフロースタッフの永田順子です。
チームフローのスタッフとして10年目になりますが、
私が以前の会社にいた時に、
目から「ウロコがボロボロ落ちた!」と感じたのが、
この「モチベ─ショナルマネジメント」の
考え方だったんです。
当時、
「会社の目標を達成するためには、
個人の幸せは犠牲になる」
と思っていた私は、
【個人の幸せと会社の目標との共有ゾーンは必ず見つかる!】
という考え方に、感動したのです。
そして、
今までの中で、
学んで実践することで、、
個人の幸せも、組織の生産性も両方満たしているリーダーを
たくさん見てきました。
「平本あきお」がアメリカ留学から帰国した直後から、
研修講師として、引っ張りだこだったのが、
この「モチベーショナル・マネジメント」
マネージャー向け研修でした。
この研修のエッセンスを、ギュギュッと、
1日で学べるのが、
「部下の心をつかむモチベーショナルマネジメント講座【東京】」
http://teamflow.jp/mt/2016/01/motivation.html
7月2日(土)10:00-19:00
アドラー心理学とチームフローのコーチングの技術の融合で、
革新的な部下指導方法を学ぶことができます。
今日も最後まで、お読みいただきありがとうございます。
次号もお楽しみに!!!
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